保育実習理論ーー楽器編〜〜タンバリン

保育士試験

設問として

 平成27年の地域限定保育士試験の問6当たりの設問のひとつにタンバリンについての問題がありました。なんでタンバリンなのか疑問でしたが、調べてみるとなんとなく出題された理由が分かりました。ちなみにその時の設問は4つの文章のマルバツの組み合わせの問題でした。

 タンブリンの奏法は、平手で鼓面を叩くのが正しいと決まっている。

 設問の文章で決め付けているものは大抵バツですが、これもその通りでバツが正解です。

タンバリンとは

 まずは、タンバリンとは何かについて調べてみました。

 概要

タンバリン、またはタンブリン(当て字:打破鈴: tambourine、「タンバリーン」と発音する)は、打楽器の一つで、膜鳴楽器に分類される楽器である。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/タンバリン

 打楽器の一つで、膜鳴楽器というのに分類されるのですね。膜鳴楽器とはなんだと思い、楽器分類を調べてみたら、分類が多すぎて目が回りました。興味のある方はお調べください。いわゆる太鼓っぽいものは膜鳴楽器のようです。

 そして、このタンバリンですが、教育楽器として多用されます。たしかに、小学校にたくさんあるイメージですものね。音楽の授業で触ったことのある人は多くいると思います。タンバリンタンバリンと言っていますが、教科書には「タンブリン」と書いてあるそうで、保育士試験でもそれに準じてタンブリンと表記されているのでしょうね。

タンバリンの見た目

 タンバリンには、皮のついている太鼓のような形をしているものや、皮がなくシンバルだけで音を鳴らすようなものもあるようです。皮がないのは膜鳴楽器ではないような気もしますが……。子ども向けのかわいいタンバリンもありますよね。保育園の0、1、2歳児クラスとかに置いてありそうですよね(^^)

奏法

 タンバリンの奏法です。

 奏法としては、手で持って叩くのが最も一般的だそうです。当たり前でしょうか。指や拳、手のひらではもちろん、膝やお尻に打ちつけたり、振って音を鳴らすこともあります。また、こすったり、スティックで叩くなんていう奏法もあるそうです。

 ドラムのハイハットに取り付けて鳴らすというものもあります。足でペダルを踏んで持ち上がった時に音が鳴るのでしょうか。

 そしてティンパニーにのせるという、これまた面白そうな奏法もあるとか…。一度見てみたい気もしますね。

タンバリンが活躍する童謡

『タンブリンの輪』 作詞:山下武夫作曲:岩河三郎

『ヘイ!タンブリン』作詞:吉岡治 作曲:湯山昭

 うーん。曲名を見てもピンときません。有名なのでしょうか?

世界的な奏者

 世界的な奏者に日本人の方がおりましたのでお名前だけでもご紹介を。

 寺社下 峻平(じしゃげ しゅんぺい)さん。芸人さんのようです。どんなパフォーマンスをされるんでしょうね?

まとめ

 タンバリンは日本の教育で多用される楽器で膜鳴楽器に分類されます。タンブリンと表記されることもあり、その奏法は叩いたり、こすったり、振ったり、ドラムセットにとりつけたり、ティンパニーにのせたりと、多岐にわたっています。見た目も、皮のついたものと皮のないものがあります。

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