【介護福祉士】特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)での実習~目標と考察の書き方15日目【実習日誌】

介護福祉士養成校

はじめに

 私は、保育士の養成校をでて、そのあと一年課程の介護福祉士になるための学科に進学し、最終的に介護福祉士国家試験を受験して、介護福祉士の資格をとりました。その中で、全部で30日間の実習を行いました。そのうち24日間は特別養護老人ホームでの実習でした。今回は、その実習の中で皆さんが迷うであろう毎日の目標と考察について、私が実際に提出したものを紹介という形で、みなさんの助けになればということでこの記事を書いています。

 15日目の実習ですね。少し中だるみしそうな感じがしますね。少し介護にも慣れてきた頃でしょうか? そんなことないかもしれませんね。実際介助をするときは緊張しますし、利用者のことを怪我させてしまったらどうしようなど不安ですよね。ベッドから車椅子への移乗とか結構難しいですものね。利用者の身体の状態の理解も求められますし、体型や残存能力がいかほどかということ、本人のやる気など、いろいろなことを考慮しなくてはならないと思いますから。なにより、その現場で行われている介護が、その利用者に適切な支援ではない場合も考えられますから。そんな中実習生が介助を体験するのはとても怖いことですよね。指導者に手とり足とり聞いてしまってもいいと思います。ひとりで介助をすることはほとんどないと思いますし、「あ、無理、助けて」と思ったら素直に指導者に助けを求めましょう。そのほうが利用者にとっても安心ですし、安全です。

特別養護老人ホームでの実習15日目の目標と考察

実習15日目の目標と考察です。

目標

介護の実践観察を通して、利用者にあった援助を考える。

 15日目の目標として、問題はないのではないかと思います。このあたりになってくると、実際に実習生が指導者がいる中で、移乗や移動、排泄の介助などをすることも多くなってくると思います。最初はとても不安ですよね。わたしもいま、ここでやれと言われても少し戸惑う気がします。放課後等デイサービスで働いていると経験できない介護もありますからね……。 

考察

 考察の引用をしていきます。

 本日は、介助の実践や職員による介助の観察から、利用者に合った援助を考えるという目標で実習に臨んだ。
 午前中はおむつ交換とバイタルチェックに携わった。おむつ交換では、以前指導を頂いていたとおり、皮膚の状態なども同時に確認するということであったのだが、おむつを交換することで手一杯になってしまい、利用者の状態把握まで考える余裕がなかったように思う。ただ、褥瘡のできやすい利用者もいるため、怠ってはいけないことだと改めて感じた。バイタルチェックに関しては、週1回の計測の利用者は、比較的体調が安定しているため週1回のチェックであり、毎日の計測が必要な利用者は状態が芳しくなかったり、疾病の影響によるものだったりするため、毎日の計測であるようである。このバイタルチェックにおいても、利用者それぞれに合わせて行われているということがわかった。ただ、毎日の関わりの中で、いつもと様子が違うということもあるため、それに気づくことができるようにするのも大切とのことであった。バイタルチェックで数値化したものだけでなく、実際に観察した状態の把握も大事と理解した。
 他に、本日は薬の提供方法にも工夫がされているということがわかった。嚥下の問題などで、固形の薬を服用することが難しい利用者がいるという。そのために、薬を服用しやすいように砕いてからていきょうするとのことである。
 入浴についても、体調などの理由で中止になってしまう利用者には、清拭を行うなど、利用者にあった、状態に配慮した支援が行われていることがわかった。いろいろな形の支援があると本日の実習で学ぶことができた。

保科史人の特別養護老人ホームの実習日誌より

この考察から、いま、考えること

 この日の考察を読み返してみると、なんというか、内容に一貫性がないように見えます(笑) 少し読みづらい考察ですね。でもまあこんな感じで読みづらい考察を書いたとしても、とにかく書けば単位はもらえます。おそらくなんとしてでも記録を埋めなければという思いで、言葉を紡いでいたように思います。今日書く内容がないよーみたいな時も、一日何かしらはしていたでしょうから、そういえばこんなこと言われたな、こんなことあったなというようなことを搾り出すように考察に書いてみましょう。実はいい発見ができることもあるかもしれません。

まとめ

 15日目の目標と考察でしたが、あまり参考にならない内容だったのではないかと思います。いいえ、反面教師のように使って頂ければいいです(´・ω・`) こんな内容でも単位を頂くことができたという慰めのようなものにでもなればと思います。実習中は疲れもありますから、精神状態も普通とは言えないかもしれません。なんとか記録を書き上げて、睡眠時間をみなさん確保してください。中には実習の終わりの頃の時間に、日誌を書かせてくれるところもあるらしいですね。私の実習では、デイサービスでの実習の時は、日誌を書く時間をいただける時がありました。あと、訪問介護実習の日誌も、書かせていただける日がありました。特養ではそんな時間いただけないかもしれませんが、夜勤の時は、少し書いていたような記憶がありますね。とにかく、みなさん実習ファイトです。応援しています。

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