はじめに
この考察の書き方の記事も3つ目になりました。Ⅰ期の実習での0,1歳児クラスは3日間で終わりましたので、0,1歳児クラスでの考察はこの回が最後です。もちろんⅡ期の実習でまたこのクラスには配属されていますが、Ⅰ期の実習が2月で、Ⅱ期の実習はその半年後の8~9月でしたので、クラスの子どもたちはみんな一つ学年が上がっていましたねー。懐かしいです。同じ園に配属される方は、子どもの半年間を経た成長を見ることができますので、とても勉強になると思います。もちろん半年ではなく、もっと短期間、もしくはもっと長期間あけたあとに実習をすることになる方もいるかもしれませんが、それでも、子どもの成長を感じられるという点では同じですね。それでは早速本題に入っていきたいと思います。
0,1歳児クラス3日目の目標と考察
Ⅰ期の実習3日目、0,1歳児クラスでの目標と考察です。
目標
1人1人にあった声かけや援助をする
三日目の目標といわずとも、これはどの時期であっても必要なことだと思いますので、どの実習時期に目標としてもいいと思います。大人数いる子どもたちを少数の保育士で見守っていかなければなりませんから、ひとりひとりに合った援助方法を学ぶのはとても重要なことです。また、こここそが、保育士の力量が試されるところなのではないかと思います。正直私は、5歳児30人程度を1人の保育士が担当するのは、ひとりひとりに合った援助を満足に行うという点では難しいのではないかと思います。ただ、0,1歳児クラスであれば、配置基準として0歳児:保育士=3:1、1歳児:保育士=6:1ですから、より、ひとりひとりに合った援助が出来るのではないかと思います。もちろん以上児クラスがひとりひとりにあった援助ができていないというわけではありませんが……。
考察
それでは実際に私が書いた考察を引用して紹介したいと思います。正直とんちんかんなことを書いています(笑)それでもこれを提出して実習をパスすることができましたので、そのまま書きたいと思います。こんなにとんちんかんなことを書いていても、あとで反省すれば問題ありません。しっかりと保育士の指摘を胸に秘め生きていけばいいのです(^_^;)
散歩の前の絵本を見る時間のことである。0,1歳児クラスの出席している子どものほとんどがロッカーの前にしっかりと座っている時に男児Kは少し興奮した様子を見せ、落ち着かず、ロッカーの前にの自分の場所に座れないでいた。保育者や月齢の高い子供がKに対して「座るところはここだよ」と声を掛けるが、やはり落ち着かず興奮した様子のままであった。そのまま、絵本の読み聞かせが始まるが、Kは途中で大きな声を出したり、動き回ったりしている様子に変わりがなかった。そこで、絵本を読んでいる保育者が「Kくん、この靴はどう? 欲しいかなー?」といった絵本の内容に沿った声掛けをして、Kの注意を引こうとした。Kは一瞬保育者と絵本の方を確認するように見るが、すぐに興味を別のところへ移し騒がしい声をあげたり、落ち着きがなく動き回ったりといった行動を続けた。最終的には別の保育者がKの手を取り、自分のロッカーの前に来るように促し、「静かにしようねー」といった声かけの末、Kは大人しく絵本を見るようになった。
保科史人の保育所実習Ⅰ期の実習日誌
ここで感じたことは、1~2歳児の集中力、及び、興味関心の移り変わりについてのことである。この時期であれば、1つのものに集中できる時間は非常に短いであろうし、興味関心の移り変わりはとても激しいものだと考えられる。実際、この場面でKは興奮した様子であり、集中できているような雰囲気は感じ取れない。また、集中力の面を考えないにしたら、絵本を読む保育者と絵本に少しの時間ではあるが注意が向き、一瞬しずかになったということはできる。しかし、その興味関心は長く持続することはなく、すぐに別のものへと移ってしまった。1~2歳児は興味関心の移り変わりが激しいということはこの場面から簡単に読み取ることができる。この興味関心の移り変わりが激しいという特徴を用い、今回、保育者はKを名指しして呼び、質問を投げかけたのかもしれないと思った。絵本の方に一瞬でも注意が向けば、それが持続することがもし、ないにしても、少しずつ落ち着いていく可能性がある。この場面では何度か保育者はKに声掛けを行っていた。また、こうも考えられるかもしれない。何度も注意を向けることにより、同じものに集中して取り組む力を育むということである。そのための方法として、名前を呼び声色を少し変え興味を持たせようとしたのである。
いずれにせよ、子どもに集中して、興味関心を持続させる方法としては、今回保育者が行ったような個別に声をかけ、声色を変える、何か注目できるようなものを出すなど、いろいろなことが考えられる。この時期の興味関心がうつろいやすい時期に、何かに集中して取り組むということの難しさを考えさせられた事例である。いろいろためしながら、子どもの注意をひけるような行動について考えてみたいと思う。
この考察について、今、考えること
いやー、なんともおかしな考察ですね(笑) まず読みづらいww こんな読みづらい文章を時間がない中丁寧に読んでくださる保育士さんには感謝しないといけませんね(´・ω・`) 実習生のみなさん、できるだけ読みやすい文字で書くようにしましょうね。ちなみに私の字はくちゃくちゃで読みにくいです(笑) 読みにくくても、読むことが不可能でなければ実習はパスできるということですね。
それでは、考察の内容についてみていきましょう。まずは内容というよりも日本語の問題。赤字で示しました「それが持続することがもし、ないにしても、」とても読みづらいですw 当時の私は実習で疲れ切っていましたから、書いた後に読み直して修正する余裕は正直なかったんだと思います。しかし、何が書いてあるのかよくわからない文章はできるだけ書かないようにした方がいいですね。んー、ここらへんはつかれている実習生にたいして、何か言うのは酷なのではないかと思ってしまいます。誤字脱字ばかり指摘してくださる保育士もいますので、できるだけ正しく書けるようにしましょう。疲れているせいという言い訳になってしまいますが、同じ誤字脱字をしてしまい、そのまま日誌を提出すると、怒られることがあります。「また直ってませんね」みたいなことを言われたような記憶があります。まあ誰に言われたのかとか、全然覚えてないので気にせず前向きで行くことが大切です(^▽^)/ 実際働いてから、誤字脱字をしている職員もいます。それは連絡帳の場合もあります。教養がないのかな?と保護者に思われてしまうかもしれませんね。なるべくならそんな風にはなりたくないですよね。保育士さんに誤字脱字を指摘されてしまったときは、保護者じゃなくてよかったーくらいに思って、素直に気を付けるようにすればいいのではないかと思います。
次に、もう一か所、赤字で「特徴――(中略)――うつろいやすい時期」と書いたところがあります。なんだその特徴? 1,2歳児にそんな特徴あったか? と今では考えてしまいますねw まあ、集中力が短いというのは一般的にもあるような気がしますが、この時期の子どもが全員そのような特徴を持っているわけではありませんよね。たまたまその日、その時間、その環境で、その子の集中力が短くなっていた、みたいなことならあり得ること、書いても問題ないような気がします。それこそ、目標であるひとりひとりにあった援助という面でも、よい考察が書けていたのではないかと思います。事例としては、適切だったのではないかと思いますが、書き方が少し決めつけというか、勘違いを読んでしまうようなものになってしまっているように思います。言葉とは難しいですね。
保育者からのコメントには、「一つの保育園実習でこの年齢の子たちはこういう特徴があると決めつけて考えてはいけないですよ。」と書かれてしまいました。「個々それぞれ性格や絵本に対する興味関心はいろいろです。今回のKも集中して絵本をみているときもあります。」とのことでした。きちんと考察できるようになりたいですね。
まとめ
とまあ、こんな変な文章を書いてしまった保科史人ですが、実習はパスすることができていますので、皆さんも安心……できないかもしれませんが、安心してください。こんな変な文章を書いて提出してしまった実習生がいたということです。それでもきちんと保育士になり、保育所ではなかったですが、保育士として働くことができました。しかも毎日楽しく働くことができていました。みなさんも楽しい保育士生活が待っているという希望を忘れずに実習を乗り越えてほしいと思います。では、また別の記事でお会いしましょう。
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