【保育士】知的障害者入所施設での実習~~目標と考察の書き方ー3日目【施設実習】

保育士養成校

はじめに

 施設実習も三日目になりました。三日目まで、同じ3組での実習となりました。障害の重さでは3番目の重さの利用者が生活しているユニットです。言葉を使える利用者は13名中1人でした。もっと具体的に言うと、言葉を発することができるのが1名という意味です。受動的には言葉を理解している利用者ももしかしたらいたかもしれません。まあ、今となっては判断のしようがありませんがね……。そんな3組での、施設実習3日目の目標と考察について紹介したいと思います。

施設実習3日目の目標と考察

 知的障害者入所施設3日目の目標です。

目標

 利用者さんと距離感を大切にしながら関わる。

 前日の実習で距離感について考察を書きました。そちらもぜひご覧くださいね。その反省をいかして、この日の目標を考えたようですね。前日の反省などから、次の日の目標を設定するのはとてもいいことだと思います。なんというか、本当に、いまこの時を実習しているという感じがしますよね(笑)まあそんなことはどうでもいいのですが、反省をもとに、良い実習にしようとしているという姿勢がみられるので、好印象なのではないかと思います。とくに知的障害者の入所施設に入る機会なんて、そこまで多くないと思いますから、ここでしかできない経験を積むことができたらいいですよね。

考察

 それでは、考察の引用をしていきたいと思います。

 本日も3組での実習でした。本日は昼食後、夕食後の2回、はみがきの点検、仕上げの支援を行いました。磨いていると、その途中で口を閉じてしまう利用者が数名いましたが、「口を開けてください」と伝えると、口を開けてくれる利用者さんがほとんどでした。伝わっているのか伝わっていないのか、今までよくわからなかったのですが、言葉が伝わることもあるのだということが、とてもよくわかりました。また、その後の自由時間でも、目があった利用者さんがニコッと笑いかけてきたので、こちらも歯を見せてニコッと笑顔を返してみたところ、何度かその行為を繰り返し、楽しむことができたのかなと感じました。利用者さんが笑顔になってくれると、こちらも嬉しい気持ちになり、とても安心することができました。言葉がなくとも、なにかしらの意思疎通が可能なのだと、実際に経験することができました。

保科史人の施設実習日誌より

この考察から、いま、考えること

 この日の考察も、保育所の時と比べると、とても短いですね。まあ短いながらも、何があったかはよくわかる内容なのではないかとも思います。はみがきの支援をした内容ですね。私の実習した施設は、なぜかはみがきの支援はどのユニットでも行われていましたね。歯科衛生士の職員がいたからかもしれません。口の中に職員の指をつっこんでまではみがき支援をしていましたね……。もちろん手袋はしますが、そこまでしなくてはいけないものなのか、今考えるとよくわかりませんね。まあ虫歯になってしまったり、歯茎に問題が起きてしまった場合のことを考えると、その予防は必要なことなのかもしれないですが。

 この日の職員からのコメントは、自閉傾向の強い方について書かれていました。自閉傾向の強い方は、視覚優位といわれているという話です。耳からの情報よりも、目からの情報のが入りやすいということですね。絵カードなどを使って意思疎通をはかったりします。実習先の施設では、職員の表情をみて自分の行動がいいか悪いかを判断している利用者が少なからずいるとのことでした。いいか悪いかを表情でみせるというのも、伝わることがあるということでした。言葉だけでは伝わりにくい事も、表情を含めると伝わる可能性があるということなのでしょうね。ダメといいながらニコニコしていたら、もしかしたら間違った風に認識されてしまうことがあるということでもありますね。まあ、利用者によって、捉え方などは違うかもしれませんが……。

まとめ

 利用者が笑顔になってわたしが安心するように、利用者も私の笑顔をみて安心しているといったコメントもありました。障害があろうとなかろうと、笑顔で穏やかな相手がそばにいれば、安心することができるのかもしれませんね。みなさんも、利用者さんと穏やかな時を過ごせるように、笑顔を意識していみるのがいいかもしれませんね。

介護の求人情報30,000件。カイゴジョブ

コメント

タイトルとURLをコピーしました