保育所実習Ⅰ期~~実習日誌の考察の書き方例⑪4~5歳児

保育士養成校

はじめに

 今回の記事で一応保育所のⅠ期の実習が最終日です。実は、土曜日にも実習をしたのですが、それは抜かして書いておりました。土曜日の内容は後日書いてアップしたいと考えています。
 この記事を書き始めて大体1ヶ月くらいですが(いろいろあっておサボり気味でもありましたが)ようやくⅠ期の実習がおわりを迎えます。もちろんⅡ期の実習についても考察は紹介していく予定ではありますので、アップロードが終わり次第、ぜひご覧下さい。また、幼稚園実習や施設実習の目標と考察についても記事にする予定はありますので、参考にしていただければと思います。

4,5歳児の4日目の目標と考察

4,5歳児クラス4日目の目標と考察です

目標

子どもと関わり、様々な反応を知る

 4日目でも、初日に使えそうな目標ですね。それでもいいと思います。実習生はたった二週間ほどしか、子ども達と関わっていませんから、子どもが自分の関わりに対してどのような反応を示すのか知ることはとてもいいことだと思いますからね。もちろん、どういう反応をするのかたくさん想像して、こういう反応だったらこのように対応するといった見通しといいますか、予想というものをするのがいいと思いますが、実習生はそこまで求められることはないでしょう。ただ、こういう反応すると思ったら、全然違っていたといった内容を保育者に反省会などで話をすれば、しっかりと考えている実習生なのかなといった印象を持ってもらえるかもしれませんね。それがいいことなのか悪いことなのかはわかりませんが(笑)

考察

 それでは私が実際に書いて提出した考察を見ていきたいと思います。

 昼食の前の時間に部分実習として絵本の読み聞かせを行った。ペープサートを用い、冬に採れる野菜について子ども達と一緒に考えたあと、絵本にスムーズに入ることができた。絵本で自分が面白いと思った箇所について「これおかしいよねー」などと声をかけたところ、興味を持って見てくれる子どもがおり、その点はとても良かった。少し読みにくい文章であるが、同じ言葉をなんども繰り返し、読み手が話すことで、子どもたちも理解し、笑顔が生まれたように思った。冒頭で結末について少し話をしたおかげか、最終ページでは「わー」と多少歓声が上がり、楽しい雰囲気で終わることができた。
 部分実習として絵本を読んだのであるが、まず、子どもの目線を考えずに始めようとしてしまい、保育者に指導を受けた。椅子に座り読み始めようとしたところ、それだと後ろの方の子どもに見えないということである。たしかに、子どもの目線を考えると、見えないのかもしれないと思ったので、今後は気をつけて、配慮しなければいけないと思う。また、声の大きさについての指導もうけた、自分自身としては、ある程度声を出しているつもりでも、やはり後ろの方には少し聞こえないという状況が発生していたようである。絵本を読んでいても、一番後ろ側の席に座る子どもの反応は、たしかに少ないと感じていたので、やはり声が小さく、聞こえなかったのではないかと思われるので、今後は気をつけたいと思う。
 今回、絵本の読み聞かせを行った反省をもとに、今後にいかせていけたら良いと思う。

保科史人の保育所実習Ⅰ期の実習日誌

この考察から、今、考えること

 目標に対して、部分実習で行った絵本の読み聞かせについて反省していますね。目標と考察の内容に一貫性があるかはわかりませんが、子どもの反応を知るという目標は、絵本の読み聞かせでも達成できるものだと思うので、悪くはないと思います。
 ただ、なんというか、保育者に指摘されたことを羅列して、今後に生かしますみたいなことしか書いていないような気がしますね。正直、実習最終日でしたし、この4,5歳児クラスの担任が行う保育が嫌いだったので、あまりきちんと書こうとする気がなかったのかもしれません(笑) せめて、ペープサートを作ってきたことなど、褒めてもいいのではないかと思ってしまいます。わたしなら、ペープサートを作ってきて、しっかりと考えて絵本を読もうとしたのですね、的な声掛けを実習生にすると思います。実際に褒めてくれる保育者もいましたからね!! 後輩の育て方といったものも、実習では学べるのかもしれませんね。いいところはどんどん真似していきましょう。もちろん、出来ていないところなどは、きちんと指摘されていますので問題はありませんが……。ちなみに、声の小ささは、保育園で実際に働いている時にも、先輩保育士に指摘されました(学んでいないww) というか、保育園で働いていた時も、配属されてまもない時期に、いきなり、時間があるから適当に手遊びしといて、みたいな感じで言われて、とってもイラっとしました。保育はしっかりと計画を立てて行うべきだと思います。複数担任ならなおさら、連携をとっていかなければいけないと思います。一度失敗させて、何が悪かったのか考えさせる方針の先輩だったのかもしれませんが……。

まとめ

 私の元職場の愚痴になってしまいましたね。まあ、そうですね、うーん、反省会で指摘されたことをそのまま羅列して、今後キヲツケマースというような考察でも、実習を無事に終えることができるということが証明されましたね。これは、あまりよくない例だと思います。もっと、保育観が固まるような、本質に近いところを学びに保育所実習にきているのですから。こういった技術的なところは、あとからいくらでも学べますし、どうとでもなります。みなさんも、この時期にどういう絵本を選択したのかであるとか、このペープサートを導入にもってきた意味はなにかであるとか、この子どもがいるから、絵本のこの部分は、こういったことと関連付けて話したら子どもの興味がさらに深まるかな?であるとか、そういったことを考えながら保育していくほうがいいと思います。

コメント

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