【保育士】知的障害者入所施設での実習~~目標と考察の書き方ー2日目【施設実習】

保育士養成校

はじめに

 実習二日目です。この日から本格的に実習に参加という形になりました。不安も大きいですが、利用者と少しでも関わろうという気持ちで参加していました。言葉の少ない利用者がほとんどでしたが、中には話ができる方もいました。しかし、職員の話をきくと、コミュニケーションがとれているようで、あまり取れていない場合もあるとのことでした。なんとなく、言葉のキャッチボールができているようには私は感じたのですが、本当にちゃんとした内容が伝わっているかはわからないとのことでした。なかなか難しいところですよね。

実習2日目の目標と考察

 それでは2日目の目標を見ていきましょう。

目標

 施設の一日の流れを知る。

 これはよくある目標ですね。実習初期で立てる目標として定番なのではないかと思います。保育所での実習の時も、クラスの一日の流れを知るという目標は立てていましたからね。でも、一日をどのように過ごしているのかを知らなくては、利用者理解にもつながりませんから、なんだかんだ大切な目標、視点だと思います。

考察

 それでは考察も引用していきたいと思います。

 3組で一日を過ごし、大体の流れを知ることができました。その中で感じたことは、取り組むまでに時間がかかったり、気がそれてしまうことがあるとしても、自分自身で「できること」というものが、かなり多いということです。食事の配膳から、日中の作業に至るまで、職員の直接的な支援がなくてもこなしている点に少し驚きました。
 職員の方の配慮として、部屋の中が乾燥しないように、濡れたタオルをおいているという点になるほどと思いました。少しでも乾燥を防ごうとする配慮は、見習わなくてはいけないと思いました。また、職員の方々の様子をみると、利用者さんの行動をとても良く見て、声をかけたり、支援を行っているということを感じました。ひとりひとりへの対応の仕方も違うし、その場に居合わせている利用者や雰囲気などから、どんな利用者になにかの手伝いをしてもらうような声掛けをしたり、また会話したりなど、本当によく利用者のことを理解して支援しているということがわかりました。
 本日は昨日よりも利用者さんに関わることができたと思います。しかし、職員の方の話をきくとあまり近寄って欲しくないという利用者さんもいるということだったので、「距離感」というものを考え関わることも必要なのだとも思いました。

保科史人の施設実習日誌より

この考察から、いま、考えること

 こんかいの考察は、個人的にはあまり中身のないもののように感じます(笑) 濡れたタオルを置いて、加湿していることに、風邪予防であるとか、湿度を上げることによる利用者への影響など、考えればたくさん考えられることがあるのに、見習わなくてはならないといったことしか書いてありません(´・ω・`) 乾燥を防ぐことが大切ということは理解しているようですが、なぜ感想を防ごうとしているのかということまで踏み込んだ内容がかけるといいですね。

 また、ひとりひとりへの対応が違うということですが、具体的にどんなことが違うのかをかけたらいいと思います。振る舞いだったり、声掛けの仕方の違いだったり……。まあ具体的なことは時系列の方に少しかいてありますが、考察ないの文章でも書いたほうがいいのではないかと今は思います。

他害行為

 実はこの日の作業時間(昼間に作業がある)に怪我をしました。織物班というところで、利用者と一緒に作業をしていたのですが、いつもと違う人間(実習生の私のこと)がいるせいか落ち着かなかったのか、いつもと違うということにイライラしたのかはわかりませんが、突然大きな声をあげて、頭突きをされました、4発ほど、頭部に衝撃がはしりました。私自身は痛みには鈍感なので、平気ではあったのですが、わたしが頭突きされたあと、その利用者は床に後頭部を何度も打ち付けていました。正直痛そうでしたし、怪我しないといいなーとそのときは思っていました。

 他害行為のある利用者さんの近くに実習生を配置しないようにするべきだと私は思いますが、そこらへんはどうなのでしょうね。もしかしたら、普段はほとんど他害行為がない利用者さんだったのかもしれませんが……。いやー、でも、思うんです。街中を歩いている時に、なにか気に食わないことがあったから他人に頭突きをするという、今回の利用者さんのような人がいたとしたら……。安心して生活できませんよね。信号の理解などもできない方もいるでしょうから、赤信号でも堂々と道を歩くでしょうし……。最低限のルールというのでしょうか、そういったものを守れるくらいの知能がないと、健常者、定型発達がたくさんいる日常の中では、うまく暮らしていくことは難しいと思います。

 自分の思いに正直なのは悪いことではないと思いますが、他者の存在というものを少しでも理解できるようになったらいいのになあと願望的に思います。

まとめ

 今回の考察の内容は微妙でしたが、深く考えを深めればよい内容になるのではないかと思います。でも、これでも指導者の方のコメントではよくかけていますってあったんですよね……。どこがだよ!!と個人的には突っ込んでしまいますが(笑) 書く事がなかったから、よくかけていますって書いてくれたのかもしれませんね(´・ω・`) 

 また、障害者や高齢者と接する仕事をしていると、他害行為をうけることが頻繁にあります。暴力的な行為であったり、言葉であったり、その形はいろいろですが。自分の身を守ることも大切ですし、利用者の体を守るのも大切です。中々むずかしいところですが、自分の体を優先するほうが個人的には大切だと思いますが……。んー。変な事故が起きないことを願います。実習生のみなさんも気をつけて実習に臨んでください。いつもいつも怪我するわけではありませんが、職員さんにそういったことを質問してみるのも勉強のひとつになるかもしれません。

 個人的には、実習でも、働く中でも、利用者による他害行為が一番つらかったです。それ以上に楽しいことも多くあったから、続けてこられましたが……。とにかく、頑張るしかないですね!!!

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