はじめに
実習も10日目くらいになっているようです。この記事は、保育所実習の考察の書き方について実際に私が提出した考察を紹介する形で、だれかの参考になればと思い書いています。正直、まともにかけていないと思います。しかし、等身大の実習生の日誌という感じで、当時の内容をほぼそのまま載せています。こういうことを書いて実習をパスした先輩がいるんだなぁと思っていただけると幸いです。レベルが低いなぁと感じる方もいるかもしれません。逆に考えましょう、この程度書けば実習をパスできるかもしれないと……。恥ずかしいですが、今日も記事を書きます(笑)
4,5歳児の2日目の目標と考察
4,5歳児の2日目の目標と考察です。
目標
4,5歳児の子どもの活動、遊びを知る
二日目の目標としては悪くはないのではないでしょうか。子どもの今現在の姿を知るということはとても大切なことです。2月のこの時期のこの年齢の子どもがどのような遊びをしているのか、知らない方も多いことでしょう。それでは、この目標に対してどんな考察を書いているのでしょうか。
考察
さっそく考察を引用していきます。
走りましょう活動でのことである。みんなが、頑張りを見せ走りきった行事である。疲れたと口にしながらも、休みながら全員が走りきった。その後の帰り道に、女児Sが「冬だから寒いのに暑くて意味がわからない」と友達や保育者に伝えていた。保育者も「夏みたいだよねー」とその言葉に答えていた。すると、「海に行きたい」や「お風呂に氷入れようかな」といった声まで上がった。
保科史人の保育所実習Ⅰ期の実習日誌
この場面で感じたことは、女児Sがいった「冬だから寒いのに暑くて意味がわからない」ということが、まさに五感を使い、言葉にできないような感覚を今まさに感じているのだろうということである。2月という寒い時期に走ったことにより、体が温まりこのように感じたのであろう。さらに、このよくわからないという感じというものを周りの子どもたちも感じているからこそ、「海に行きたい」「お風呂に氷を入れよう」といった考えにも及ぶのだろうと思った。実際に海に行けば寒いであろうし、お風呂に氷を入れれば、それこそ入れたものではないであろうが、現在感じている夏のような暑さというイメージがふくらみ、こういった考えが生まれるのはとても面白いし、子どものイメージを膨らませるのにとてもいいと思うのである。
走りましょう活動という行事は、ただ走り、記録をつけるだけのものだと思っていたのであるが、子どもたちは、走ることで様々なことをイメージし、楽しんだり、不思議に疑問に思ったりしているということがわかった。どんな活動を通しても、子ども一人ひとりがいろいろなことを感じているだろうから、子どもが、どんなことを感じるのか、イメージするのか、この活動から遊びがどのように広がっていくのかなどを予想、想像しながら保育することが、子どもの気持ちを理解して保育することにつながっていくのだと、今回の事例を通して学ぶことができた。
この考察から、今、考えること
私の実習園では、この走りましょう活動というのが月に1回ありました。名前は違いますが、まあ、走る行事ですね。正直わたしは走ることを目的にした行事は好きではありません。小学生の頃や中学生の頃の持久走が大嫌いでしたから(笑) ただ、園の行事として組み込まれているんだから仕方ないですよね。嫌だと思っている子どももいるでしょうが、参加しないわけにもいきませんものね(´・ω・`)この行事にもねらいがあるわけでしょうから、そのねらいについて学ぶほうが有意義ですよね、実習生なんですし(*´∀`*)
活動を通して、子どもたちが感じていることについて書いていますね。ここに着目するのは悪いことではないと思います。子どものイメージを大切にするなら、共感し、寒いのに暑いってほかにどんなことがあるかな?であるとか、逆に暑いのに寒いってこともあるかな?といった想像を膨らませることもできますよね。このあと遊びを広げていくとすれば、前に走ったとき暑くなったよね? 先生暑くなるようなことしってるんだーといった具合に、体を動かす活動へつなげることもできるかもしれませんね。おしくらまんじゅうなんかいいのではないでしょうか?(笑)
まとめ
考察の書き方、「事例→考察→まとめ」です。これを守ればある程度おかしなことにはならないと思います。イメージというキーワードで、この考察はまとめられていますね。子どもが考えることは、大人の予想をはるかに超えていることがあります。そういった発見が皆さんにもできるといいですね。実習ファイトです。
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