【幼稚園教諭】幼稚園での実習~~目標と考察の書き方ー20日目5歳児クラス【実習日誌】

保育士養成校

はじめに

 わたしは、幼稚園教諭二種免許を取得するために、幼稚園での実習を全部で4週間ほど経験しました。毎日の目標や、考察、部分実習、責任実習、実習指導案、いろいろなことに悩まされるのが実習生なのではないかと思います。そんなみなさんの参考になればと思い、私の実習日誌を紹介するという形でなにかしら寄与できればいいと考えてこの記事を書いています。実習生時代ということもあり、拙い文章、今だったらこうは書かないだろうと思うことも、そのまま書いていきたいと思います。誤字は直すかもしれません(笑) 一応、ここに乗せる考察を提出し、単位をいただき、無事に卒業し、資格も取得できましたので、悪いところは反面教師に、良いところはぜひ真似してみてほしいなと思います(よいところがなかったらどうしよう。

 実習も20日目となりました。あと4日位で終わりです。疲れも溜まってきており大変な毎日だと思います。責任実習も実習の後半に取り組むことが多いと思いますし、指導案も書かなくてはいけないし、本当にお疲れ様ですといったところです。私の場合、なぜか、後期の実習の前半に責任実習が組み込まれていたので、あとは無難に部分実習などをこなしながら、毎日の日誌を提出すればいい感じでした。ただ、疲れていることは変わりなく、日誌の文字はどんどん見づらくなっていますね。保育者からの指摘もされてしまうくらいに誤字脱字、意味不明な文章がありました(笑)みなさんは指摘されないように気をつけて……。

幼稚園実習20日目の目標と考察

 実習20日目の目標と考察です。

目標

子ども同士の関わり方に着目する

 着目してどうするんだという目標ですね(笑) もう実習も後半ですし、目標が思い浮かばなくなっていたのでしょうね。まあトラブルのときや、話し合いの様子、遊び方、いろんなことが考えられますから、無難といえば無難なのかもしれません。後半ということもあり、着目し、適切な援助を実践するとか、着目し、遊びの広げ方を学ぶとか、そういうことまで目標に掲げてもいいかもしれません。

考察

 考察の引用をしていきます。

 午後に園庭に出てリレーをしようとしていた時のことです。最近、勝負事で負けて、悔しさから泣いてしまったり、自分の思いが相手に伝わらず、いじけてしまったりする姿を見せていたR君が、靴を履くことに戸惑っていた、リレーで同じ赤組のAちゃんを手伝っていました。「こう履くんだよ、早く行こう」と声をかけながら手伝っていました。戸惑っていたAちゃんも、その手伝いのおかげもあったのか、そのあと笑顔で並ぶことができていました。
 普段、おそらく自分の気持ちの整理で精一杯になり、泣いてしまっている姿を多く見せているR君が、友達のことを心配し、手伝うという姿を見せ、微笑ましさを感じました。同じ赤組の「仲間」という意識があり、Aちゃんと一緒に早く並ぼうと考えて起こした行動だったのかもしれません。Aちゃんもその時笑顔になり、クラスの子どもたちが並んでいるところに行こうと走り出していたので、R君の優しさに安心感を持っていたのかもしれません。
 早く並ばないと負けちゃうかもしれないといった保育者の声かけが時折ありますが、そう言った声掛けがあったからこそ、今回のR君の行動が生まれたとも考えることができると思います。そういった声掛けからも、子どもたちの仲間意識というものが生まれ、一緒に頑張ろうという前向きな気持ちが育まれることもあるのだということを学ぶことができました。

保科史人の幼稚園実習日誌より

この考察から、今、考えること

 わたしは個人的に勝ち負けとかが好きではありません。正直どうでもいいとさえ思ってしまうくらい。ただ、世の中には勝ち負けがあります。オリンピックにだって勝ち負けがありますからね。まあ誰かとの勝ち負けにこだわって競技をしていない人もいるようにも思いますが。自分の記録との勝負とか、自分の限界に挑むとかそういう人を見たことがありますからね。

 わたしは勝ち負けなんかより、何も起きずに毎日が穏便に、穏やかに、小さな幸せを感じられればそれでいいと思っているので、あまりこの地球で人として生きていくのには向いてないのかもしれません。だからでしょうか、考察の最後の方で、保育者に対する批判を交えた文章を書いているような気がします。こどもたちを急かすような、なんというのでしょうか、わたしは、なにかしないと負けちゃうかも知れないというような声掛けがすごく気に入らなかったのだと思います。不安になるというか、悲しくなるというか、格好よく早く並んだら、リレーでも勝てるかも知れないよみたいな言い方なら私はなんとも思わなかったのかもしれません。

 まあそれはいいとして、R君の様子を見て、多分感心したというか、感動を覚えたのは多分本当だと思います。友達に目を向けて助けるような様子は多分いままで見れなかったことだと思うので。これに関しては保育者は何もコメントしてくれませんでしたから、保育者としてはR君に関してこういうふうな見方はしていなかったのかもしれませんね。まあいいんです。実習生だから感じられることもあるでしょうからね。なるべく穏便な文章を書くことを心がけてほしいです。保育者に嫌われてしまっては単位が貰えなくなる可能性もありますからね。きをつけましょう。

まとめ

 子どもたちの何気ない様子から、実習生が感じたことを日誌に書く事はとても大切なことだと思います。実習生だからこそ気付けることもあると思いますからね。保育者が気付かされることももちろんたくさんありますからね。毎日の保育の中で初心を忘れてしまっている保育者、毎日の業務に追われて子どもひとりひとりに向き合うことがおろそかになっている保育者、人間関係に悩まされて、日常の保育に集中できなくなっている保育者。いろんな保育者がいるはずですからね。実習生にとってそんな保育者のことは関係ないですが、これからたどる未来かもしれませんからね……。子どもが一番ということは忘れないで日々を送りたいものです。みなさんもファイトです。

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