糸電話で声の大きさを

日常と遊びのおもちゃ箱

はじめに

 放課後等デイサービスで勤務する保育士が施設で取り組んだ活動や遊びについての紹介です。

糸電話

経緯

 糸電話の活動をしてみようと考えた経緯についてです。

 それは、声が大きくなってしまう子がおり、その子が自分の声の大きさについて考えるきっかけになったらいいと考えたからです。以前の記事に声が大きくなってしまう子が考えたUNOについてのこともありますので、そちらもぜひご覧下さい。

作り方

材料

  • 紙コップ
  • 目打ち(紙コップに穴を開けられればなんでもいいです)
  • セロハンテープ
  • 糸(タコ糸と毛糸で試しましたが毛糸のが良かったです)
  • ペン
  • つまようじ

手順

1.紙コップにはあらかじめ穴を開けておくといいでしょう。針や目打ちなどで簡単に開けられます。またつまようじは半分に切ります。

2.紙コップをペンで装飾しましょう。好きな絵や柄を書くとよいでしょう。

3.糸を適当な長さに切って、先ほどの穴に通します。

4.通した糸の先を半分に切ったつまようじに結びつけます。片結びでいいと思います。そして画像のようにしてセロハンテープで止めます。

5.ピンと糸を張って、おしゃべりしましょう。

結果

 実際に取り組んでみた結果、糸電話を作ることは、指先の細かい作業になり指先の訓練になるでしょう。特に、糸を紙コップに通すのは意外と難しいです。集中力と指先の感覚を養いましょう。

 ねらいとしていた声の大きさについては、「わ!!」と大きな声を出して楽しんでいました。そこでの声かけ次第で、声の大きさについて考えるきっかけを作ることができるでしょう。

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