はじめに
みなさま保育所実習をいかがお過ごしでしょうか? これからの保育所実習に不安な気持ちを抱えている方も少なく無いと思います。私の実際に書いた実習日誌な内容が少しでもみなさまの参考になればと思っています。
2,3歳児クラス3日目の目標と考察
2,3歳児の三日目の目標です
目標
活動におけるねらいについて考え、学ぶ
おそらく前日(2,3歳児の2日目の考察)に書いたものにはこの目標がよかったのではないかと思います(笑) とはいえ、一斉活動なり自由保育の活動なり、保育者の意図が有り展開されていますから、ねらいを見つけたり、考えたり、質問したりすることはできるでしょう。この目標も悪くはないのではないでしょうか
考察
それでは実際に私が書いた考察を見ていきたいと思います。
午前の絵画の日の活動のことである。ダンボールに黒い画用紙を貼り付けた台紙に様々な色から2色を使い、2色の紙を立方体になるように、子どもたちが貼り付けていくという活動である。子どもたちは、保育者の「今まで練習してきたみたいに、端を2回追って貼り付けていってください」という言葉を聞き、実際の活動に入っていった。この活動は、3歳児、4歳児、5歳児クラスが、それぞれグループをつくり行われるものであった。したがって、3歳児クラスのグループの隅で異年齢のグループが同じ活動をしているのが、同時に見れる状況である。4,5歳児クラスのグループの様子は、保育者の言葉通りに紙を折り貼り付けるということができているところが多く見られた。3歳児クラスのグループでは糊をつける位置が違ってしまっており、中には、立体ではなく、平面になってしまっている例もあった。また、貼り付ける際に用いる糊の使い方にも差があり、4,5歳児クラスの糊は中々なくなることはなく、分量と糊のつけ方を考えて作業を行っているように見え、3歳児クラスの糊は、割とすぐになくなってしまい、補充が求められる場面が少し多かったように思われる。
保科史人の保育所実習Ⅰ期の実習日誌
今回の活動では、同じ活動を異年齢の子どもが行うということを学べる例であったと思われる。まず、気づいたことは、どの年齢の子どもも、ある程度この活動を楽しんで行っていたということである。3歳児にとって難しすぎず、5歳児にとって簡単すぎないという、ちょうど良いバランスを考えて行われていた活動に見えた。また、この活動を行う際の「ねらい」というものも柔軟に変化させられる内容でもあると思う。保育者の話によると、4,5歳児では立体的なものを作ることというそのものをねらいに持っていくことが可能であるが、低年齢児のねらいとしては、まず、楽しんで活動を行うとか、そのようなレベルのものであり、実際のところ、そのねらいは両方とも達成されていたと思われる。もちろん、ねらいが違うわけであるので、その援助方法も異なっていることがわかった。
今回の事例から学んだことは、たとえ、同じ活動であったとしても、その活動の「ねらい」は年齢ごとに変化を伴うことが可能であり、子どもの状態、状況などを考慮し。そのねらいを立てる必要があり、また、援助の仕方も変えていかなければならないということである。同じ活動であっても、年齢、さらに言えば、子どもによっても学んでいることは、それぞれ違いがあり、子どもひとりひとりのことを理解し、よく見て、活動をしていかなければならないのだと思った。
この考察から、今、考えること
うーん、正直になんだか読みづらい文章だなぁと思います(笑) とくに活動の描写? というのでしょうか? 説明? 何を作っている活動なのかよくわかりませんね。まあ、実際その場にいた保育者や実習生はどんな活動なのかの共有はできているでしょうからそこまで問題ではないと思いますが、できれば、誰が読んでもどんな状況なのかがわかるような書き方がいいですよね。説明しづらいのであれば、どんなものを作っていたかという内容は、今回あまり関係ないようにも思いますので、糊の使い方に特化した形で文章を書いても良かったかもしれません。ただ、立体的なものを作るという内容も含んでいますので……、ここは文章力の問題ですかねwww 読みやすい文章を書けるように努力しましょう。1文はなるべく短く書くほうが伝わりやすい文章になるそうですよ!!!
内容については、活動におけるねらいが年齢によってどう違うのかというものですね。異年齢で同じ活動をしている様子がたまたま見られる園でしたので、このような考察が書けました。合同で保育をする機会がある園ならこういった内容の考察もありですね。合同ではない園でしたら、似たような活動を例に出して、〇歳児ではこうだったが、〇歳児ではこういうねらいをもって、同じような活動だったけれど、違いがあることを学ぶことができたといった内容で書くこともできるかもしれませんね。
ただ、年齢による違いはあって当然ですので、それよりも子どもひとりひとりに、どういうねらいで援助をしていくのかといったことを学び取る方が有意義化かもしれませんね。保育者は、この子にはこういう援助をしていたが、この子にはこのような援助をしていた、その違いはなぜなのかといった質問をしてみるのもいいかもしれません。
まとめ
実習が中盤になってくると、目標のネタが思いつかなくなっていくものですよね。私ももうわからーーーーーんってなって、目標が適当になっていったような記憶があります。なにかの参考にこの記事がなることを切に願っています。では、また次回。
コメント
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