はじめに
わたしは、幼稚園教諭二種免許を取得するために、幼稚園での実習を全部で4週間ほど経験しました。毎日の目標や、考察、部分実習、責任実習、実習指導案、いろいろなことに悩まされるのが実習生なのではないかと思います。そんなみなさんの参考になればと思い、私の実習日誌を紹介するという形でなにかしら寄与できればいいと考えてこの記事を書いています。実習生時代ということもあり、拙い文章、今だったらこうは書かないだろうと思うことも、そのまま書いていきたいと思います。誤字は直すかもしれません(笑) 一応、ここに乗せる考察を提出し、単位をいただき、無事に卒業し、資格も取得できましたので、悪いところは反面教師に、良いところはぜひ真似してみてほしいなと思います(よいところがなかったらどうしよう。
みなさんは責任実習に関して不安を感じますでしょうか? 私は不安もありましたし、成るように成るしかないかという気持ちでいたのも事実です。とりあえず楽しくできることが一番なのではないかとも思いますが、なかなかそういうわけにも行きませんよね。本日の目標と考察ですが、ちょうど責任実習の日の内容です。私の実習した園では、責任実習は主活動のみでした。保育所では1日の責任実習でしたので、それと比べれば楽だったようにも思います。しかも、保育所実習を先に経験していましたので、その反省も活かすことができました。それにしたって、失敗もしているように思いますがね……。幼稚園の実習に関しては、運動会という大きなイベントが近くにありましたので、それに関する主活動にしようとあらかじめ考えていたので、活動を考えることに関しては難しくありませんでした。どんな競技に子どもたちが参加するのかはたしかあらかじめ知ることができたので、たまいれに近い遊びをしてみようとかんがえていたように思います。
幼稚園実習17日目の目標と考察
実習17日目の目標と考察です。
目標
子どもたちのことを理解し、臨機応変に対応する
責任実習でしたので、何かが起きれば自分で対応するという力が求められると思います。もちろん、指導者の保育者がいますから、頼ることもできますが、基本的には自分で対応することが大切です。一人の保育者となったつもりで、活動をうごかさなければなりません。ただ、保育者も鬼ではありませんので、あらかじめこういうことを手伝って欲しいなど伝えておけば、快く手伝ってくれると思います。なかなか実習生という立場上、相談するのも躊躇してしまいがちですが、連携をとるというのもひとつの勉強かもしれませんね。実際に保育現場に出た時に連携をするということは必要になってくることですから。連携がうまくとれないという現場も実際にはありますから(私の元職場はそんなかんじだったような……)実習生のうちから、保育者とコミュニケーションをとる練習をするのも悪くはないでしょう。どうせ実習がおわればとくに関わりもなくなりますからね(そこに就職しなければ……)
考察
それでは考察の引用をしていきます。
本日は責任実習として、主活動の時間をいただきました。てるてる坊主の制作と、それを使ったゲームを行いました。
保科史人の幼稚園実習日誌より
てるてる坊主の制作では、説明の仕方が十分ではなかったようで、頭の部分を丸めるところはうまくいったようには思いますが、それをもう一枚のティッシュでくるみ、てるてる坊主の形にするというところが、子どもたちにうまく伝わっていないということを感じました。この点は、説明の仕方をもう一度わかりやすいように考え直す必要があると思いました。また、サインペンを準備するときに、N君が遅れてしまっていました、そこに対する配慮ももう少しすべきだったと反省しています。
ゲームに関しては、ほとんどの子どもが楽しんで参加することができていたのではないかと思います。ただ、てるてる坊主を投げたあと、取らずに後ろに並ぶと伝えていたつもりでしたが、伝わっていなかったり、守らなかったりする子どもがいました。伝わっていない子どもには再度伝えればいいですが、一度投げたあとにてるてる坊主を拾い、そのまま保育室内を歩き回っていた子どもへの対応に関しては「なげないのー? 投げてよー、点数はいらないよ?」といった声かけもしましたが、最終的には、ほかの子どもたちの「点数入れたい」「H君頑張って投げて!」というような発言があったおかげもあり、ゲームとして全員が参加できたのだと思います。子どもたちに助けられた場面だと思います。
全体を通して思ったことは、30人という人数を相手に、全員にこちらの言いたいことを伝えるということの難しさです。とくに、子どもとの距離が遠いほど、声が届かないため、個別に名前を呼び、注意を引くなどして対応する必要があると思いました。
まだまだ反省するべきことはあると思いますが、実際の現場での実際の主活動の場面を経験させていただき、ありがとうございました。
この考察から、今、考えること
なんだか読み返してみても、あまり場面がイメージできないないような気がします。申し訳ありません。後ほど、責任実習の指導案についての記事もアップしようかと思います。それがあれば場面のイメージやどのように活動を進めたのかも少しわかりやすくなるのではないかと思います。
玉入れを想定して、子どもたちに投げる動作を経験して欲しくて、てるてる坊主を投げる、「てるりんぴっく」とかいう名前の遊びにしました(笑) 同時に、運動会の日が晴れになったらいいなという思いも込めて……。制作も個人的に好きなので、制作からのゲームという流れにしました。また、前日には天気に興味が持てるように、天気関係の紙芝居を読んでいたような気がします。考察には一切出てこないのですみません。
なんというのでしょうか、まあ実習生ですから、うまくいかなくても当然というか。実習生が主活動を先導した割には、大きな問題も起きずになんとかなったというか。ただ、準備不足はやはり感じましたね。保育室内の床に目印とかがなかったので、ビニールテープかなにかで、てるてる坊主を投げるときの、床の線がなく、急遽持っていたスズランテープかなにかを、床にはりつけて、その線から出ないように投げるというルールにした気がしますが、正直、足を引っ掛けてしまいそうで危なかったかもしれません。本当に、活動を考えるときは、実際に子どもたちがどのような動きをするのか、具体的にイメージできるといいですね。それにより、リスク回避やハザード回避にもつながっていくのではないかと思います。イメージする力、とっても大事です。
あと、保育者からのコメントでは、説明が不十分だったというよりは、子どもたちが私の方に注目していなかったということが書かれていました。「一度先生の方を見て!」や「次行くよ」など、注目しているかを確認するような声かけもひとつの手だとのことでした。また、指示が後ろの方に届いていない時があったとのことで、子どもたちを一度座らせてから話をしたり、並ぶ前にルールの説明をしたりなど、工夫の仕方はたくさんあるとのことでした。全体に話をするのは難しいことだと思いますので、ひとりひとり聞いているのかどうか、その都度確認するのが大事なようです。
まとめ
考察だけ見ても、責任実習の様子があまりわかりませんでしたね。一応責任実習の指導案の画像データは残っていたように思いますので、加工してアップしようかと思っています。少し時間がかかるかもしれませんが、保育所実習のときのデータを加工すればできるようなきもするので、しばらくお待ちください。なにかの参考になればと思います。それにしたって、責任実習は大変ですよね。普段の日誌も書きながら、指導案も書いて、それにそれを実践しなければならないですから。締切もあるし、緊張と不安もあるし……。実習生は頑張っています。偉いです。乗り越えてください。乗り越えれば一生使える資格が手に入りますからね。ファイトなのです!!!
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