【幼稚園教諭】幼稚園での実習~~目標と考察の書き方ー6日目3歳児クラス【実習日誌】

保育士養成校

はじめに

 わたしは、幼稚園教諭二種免許を取得するために、幼稚園での実習を全部で4週間ほど経験しました。毎日の目標や、考察、部分実習、責任実習、実習指導案、いろいろなことに悩まされるのが実習生なのではないかと思います。そんなみなさんの参考になればと思い、私の実習日誌を紹介するという形でなにかしら寄与できればいいと考えてこの記事を書いています。実習生時代ということもあり、拙い文章、今だったらこうは書かないだろうと思うことも、そのまま書いていきたいと思います。誤字は直すかもしれません(笑) 一応、ここに乗せる考察を提出し、単位をいただき、無事に卒業し、資格も取得できましたので、悪いところは反面教師に、良いところはぜひ真似してみてほしいなと思います(よいところがなかったらどうしよう

 6日目の実習です。前期実習の折り返し地点ですね。私は前期に12日間、後期に12日間、合計で24日間の実習を経験しました。半分まで来ると、なんとなく終わりが見えてきてすこしだけ頑張ろうという気持ちが出てくる気がします。まだ半分かという気持ちももちろんありますが、人生の中でたった24日間です。これを乗り切れば、あとは学校で単位をもらうだけで幼稚園教諭になることができます。ふんばりましょう。

幼稚園実習6日目の目標と考察

 6日目の目標と考察です。

目標

保育者の子どもへの関わり方を学ぶ

 これは、実習初期ならばどの年齢のクラスでも、縦割り保育でも使える目標ですね。すこし大きな目標すぎる気もしますが、もし細かくしたいのであれば、自由遊びの中で、であるとか、一斉保育の中でとか、登園時の関わり方とか、降園時であるとか、いろいろなバリエーションを持たせることもできますね。私は、考察を書くときに、あまり目標が具体的すぎると、書きにくいなと思って、わりと大雑把な目標にしていました。養成校の指導もどちらかといえば具体的に書きましょうという感じだったように思います。まあでも、記録も大事ですが、実習の中身の方が大事なのかもしれません。とりあえず遅刻せず、提出物の期限を守って、挨拶をなぜか園にいるすべての人にして、その園の保育者の保育のやり方を理解しながらそれにふさわしい動きをしていればなんとか単位をいただくことはできるでしょう。自分の保育観は押し殺して、こうはならないぞと思いながら過ごせばいいのです。

考察

 それでは考察の引用をしていきます。

 午前中の自由遊びの時間に、R君はクレパスで絵を描いたり、粘土遊びをしたり、大型の積み木で遊んだりしていました。しかし、クレパスで紙に描くように伝えても、机にわざと描いたり、大型積み木に描いたりなど、落ち着かない様子を見せていました。粘土遊びでは、友達が使っている粘土用の玩具を無理やり取ろうとしたり、玩具が入った箱をわざとひっくり返したりし、「バラバラになっちゃったから先生直してよ」とお願いなどもしてくるようになりました。友達から玩具を取ろうとしたときは、「友達が使っているものを無理やりとらないで」と私は伝えました。玩具をばら撒いたときは、「元に戻してください」と言葉では伝えたのですが、私はばら撒かれた玩具を片付けようと体が動いていました。しかし、保育者は全てを本人が片付けられるような援助をしました。子どもにしっかりと寄り添い話をすると、R君は自ら片付けを始めました。
 まず、保育者が行った援助についてです。私も頭の中では散らかしてしまった本人が片付けてくれるのがいいと思っていたので、そのように声掛けをしたのですが、保育者のように丁寧に片付けなくてはいけない理由やどうしてR君がばら撒いてしまったのかについて話をすることはできませんでした。子どもの気持ちを考えていれば今回の保育者のような援助になるのだと思います。次に、改めてR君が落ち着かない様子をみせていた理由について考えてみました。もしかしたら、登園前に家庭で普段となにか違ったことがあったのかもしれない、体調が悪かったのかもしれない、早く家に帰りたかったのかもしれない、このようにたくさんのことが考えられます。もちろん、それに当てはまらないかもしれませんが、子どものことを考えるのであれば、いろいろなことを想定しなくてはならないと思います。それを踏まえて援助することも必要なのではないかと考えます。
 一人ひとりに対して、状態を把握し援助していくことは、なかなか難しいことだと思います。しかし、それをするのが保育者なのだと本日は考えることができました。子どもがより楽しく安心して過ごせるような環境をつくり、援助が行えるように考えていきたいと思います。

保科史人の幼稚園実習日誌より

この考察から、今、考えること

 実習生という立場上、どのように関わるべきか悩むような場面ですよね。やってほしくないことをしてしまう子どもに対して、どのように関わるかは、保育園、保育者によってかなり違うからです。正直ありえないと思うような対応をする保育者もいるのではないかと思います。実際私も保育園での実習の時にありえないと思った対応をした保育者がいましたからね。まあ実習生としては無難に対応するのがいいのではないでしょうか。余計なことを言うと、怒られることもある気がしますからね。自分の対応に自信を持って根拠を説明できるのならば別ですが……。それでも、その保育園の保育方針や、保育者の考え方次第では、おかしいよねというようなことを言われてしまうのではないかと思います。単位をいただくために、自分の保育観は抑え気味にしておくほうがいいと思います。自分が保育者になったときに子どもたちのためにすればいいことですからね。今は実習生、じっくりと耐えましょう。

まとめ

 本日は実習6日目の内容でした。考察から考えることですこし、辛辣というか、あまり良い内容をかけませんでしたが、私が実習した3歳児クラスの保育者は思い返す限り、しっかりとした、とても良い保育者だったと思います。4歳児と5歳児の保育者はすこしうーんと思うところのある人でしたから、それと比べてまともだったという感じなのかもしれません。なにはともあれ、いいところはいいところとして学べばいいし、ちょっと合わないなと思うところがあれば、こういう保育もあるんだな、私は絶対しないなというような思いで静かに実習すれば問題ありません。社会的な常識といわれるような、挨拶などがしっかり出来ていれば、おそらく実習で単位がもらえないということはないのではないでしょうか。実習期間中、とても大変だと思います。みなさん頑張って乗り越えましょう。割り切ることが大切です。これはあくまでも実習。まだ働いてるわけではないですからね。まあ働いてからも、嫌なことがあれば無理にその園にこだわって仕事を続けることはないですけどね(笑) だって、保育士や幼稚園教諭があれば、働ける場所は両手で足りないくらいたくさんありますからね(*´∀`*)

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