はじめに
保育所実習のⅡ期の0,1歳児クラス3日目の実習です。0,1歳児クラスでの実習はこれが最後です。保育士になるための実習の最後がどんどん見えてきますね。気を抜かないで頑張ってください!! と、昔の私に伝えたいですね。
0,1歳児クラス3日目の目標と考察
0,1歳児クラス3日目の目標と考察です。
目標
子どもの安全への配慮を学ぶ
子どもへの安全への配慮は、楽しく遊ぶために必ず必要なことですね。夏の終わりの実習でしたので、ちょうど、プールでの活動がありました。プールの準備を保育士がしている場面を手伝った時にみた配慮について考察しました。
考察
それでは考察を引用したいと思います。
午前中のプールの時間の安全確認に着目しました。まず、プールに入る前に保育者が先に入り、網で落ち葉やプールに浮いているゴミを取り除いていました、「ちょっと冷たいかもしれません」といった確認を保育者同士で話している姿がありました。プールが始まり、ペットボトルやアイス、ヨーグルトのカップなどの廃材を加工した玩具で子どもたちが遊んでいました。子どもが廃材を踏んでしまい、カップが割れて、鋭利な部分ができてしまいました。とても危険な様子でした。保育者は注意深く子どもを見守っていたため、子どもからの「壊れちゃった」という訴えもあり、すぐに壊れた玩具は片付けられました。
保科史人の保育所実習Ⅱ期の実習日誌
プールに入り網でゴミをすくい取る様子を見て、最初は言葉の通り、ただゴミが遊ぶために邪魔にならないようにであるとか、衛生面の問題で葉を取り除いているだけだと思っていました。しかし、考えてみると、目的はそれだけではないのではないかと思い始めました。保育者同士の会話の中にもあった、「冷たいかもしれません」という確認では、子どもが入りやすい温度か、入っても問題のない温度なのかを確認しているのでしょうし、網でゴミをすくい取るのも、もしかしたら風で飛んできた尖ったプラスチックの破片や鋭利な木の枝など、大きな怪我の原因となり得るものを取り除いているのだろうと思いました。つまり、バザードの除去ということです。学校では、この子どもが危険を回避するのが難しいハザードの除去について学びました。実際にその現場を見ることができ、学びが深まったと思います。プールで遊んでいる最中に、廃材が壊れた時には、子どもが自ら保育者に「壊れちゃった」と訴える様子も見られたので、少し壊れやすい素材で、壊れたものは尖っていて危なくなることがあるというリスクの経験にもつながっているのではないかと考えました。
リスクは子どもが考え、危険を回避すること。ハザードは子どもが危険を回避することが難しい何か、日常にたくさんある、リスクとハザードだと思いますが、今回は、プールという中でこのリスクとハザードについて考えを深めることができたのではないかと思います。
この考察から、いま、考えること
多少読みづらい文章な気がしました。ただ、内容としてはとてもいいのではないかとも思います。学校で勉強したことと、保育者が実践していることのすり合わせのようにも見えますしね。健康指導法だっと思いますが、このリスクとハザードについて学びました。子どもの成長のためにもリスクは大事なものであるといった内容だったと思います。わかりやすい例でいえば、砂場にガラスの破片が入っているということはハザードです。子ども、というより大人もですが、砂場にガラスの破片が入っているとは思いませんもんね。怪我をしてしまった場合、回避が難しいハザードだったと扱われるでしょう。
今回のプールで玩具を踏んでしまうということは、踏んでしまって怪我をするかもしれないということは、大人が想像出来ることだと思います。もちろん子どもも踏んだら壊れることを知っているかもしれませんね。踏んで壊れるということはリスクとなりますね……おそらく。そして、壊れた玩具が放置されてしまったらそれはハザードとなります。このリスクとハザードについては、きちんと教科書などに載っていると思いますので、確認しておくと、考察を書くときの参考になるかもしれませんね。本来なら、リスクを考えて挑戦するといったような内容だったようにも思います。それが子どもの成長につながる。
まとめ
こんかいはプールの場面から安全への配慮がどのように行われているかについて考察しました。保育者の行動には留意点が必ずあると考えていいでしょう。留意点がない保育は保育ではないとも言えるのではないかと思います。しっかりと、保育の意図というものを読み取れるようになるといいですね。なんのためにこれをするのかということを考えることが留意点を考えるということです。私の通っていた保育士養成校の教員は口を酸っぱくして留意点留意点と言っていたような気がします。それほど大切なことなのですね(^ω^)
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