【幼稚園教諭】幼稚園での実習~~目標と考察の書き方ー2日目合同保育【実習日誌】

保育士養成校

はじめに

 わたしは、幼稚園教諭二種免許を取得するために、幼稚園での実習を全部で4週間ほど経験しました。毎日の目標や、考察、部分実習、責任実習、実習指導案、いろいろなことに悩まされるのが実習生なのではないかと思います。そんなみなさんの参考になればと思い、私の実習日誌を紹介するという形でなにかしら寄与できればいいと考えてこの記事を書いています。実習生時代ということもあり、拙い文章、今だったらこうは書かないだろうと思うことも、そのまま書いていきたいと思います。誤字は直すかもしれません(笑) 一応、ここに乗せる考察を提出し、単位をいただき、無事に卒業し、資格も取得できましたので、悪いところは反面教師に、良いところはぜひ真似してみてほしいなと思います(よいところがなかったらどうしよう)

 さて、二日目の実習です。合同保育の日でした。幼稚園で合同保育は普通のことなのでしょうか? 実は、私が実習した園は、ちょうど認定こども園として4月に切り替わったばかりの園でした。そのため、行事の兼ね合いかなんなのか、もう忘れてしまいましたが、登園人数が少なく、合同保育をする日がありました。そんな日の実習です。もちろん目標も合同保育関連にするのが望ましいのではないでしょうか。せっかくのネタですからね(笑)

幼稚園実習2日目の目標と考察

 2日目の目標と考察です。

目標

異年齢の子どもの関わる様子を知る

 幼稚園において合同保育の形をとるところは、もともと縦割りでクラスを編成する園以外ではあまりないのではないかとも思います。まあそこらへんの実態はわかりかねますが、私の実習園は、こども園になったばかりで、普段縦割りの合同保育をしてこなかった園のようで、指導者のコメントにも合同保育の難しさを感じていますとあったので、こういったことを目標にするのもいいのではないかと思います。実際の保育者が難しいと感じている合同保育ですから、その特性としての異年齢の子どものかかわりについて学ぶのはとても有意義なことなのではないでしょうか。まあ、保育園で土曜日に実習とかすれば、異年齢の関わりが見れることも多いですけどね(*´∀`*)

考察

 それでは考察の引用をしていきます。

 昼食のあとの外遊びの時間に、Tちゃん、Cちゃんの5歳児2人が、うんていの下でバケツ、水、土を用いてお団子を作っていました。そこに3歳児のRちゃんがやってきて「わたしもお団子作りたい」と言ってきました。私は「いーれてって言ったら、一緒にやらせてくれるかもしれないよ」とRちゃんに声をかけました。するとTちゃんは「いいよ」と快諾してくれました。その後しばらく様子をみていまいsたが、Rちゃんは同じ場所で遊んではいるものの、ほとんどは一人で砂とお皿の玩具で何か作っている様子でした。しかし、Tちゃんがとても綺麗なお団子を作ったのを発見したRちゃんは、お団子2つくださいと、声をかけに行きました。
 私は、RちゃんがTちゃんやCちゃんと一緒にお団子を作りたいと言っているのだと最初は思っていました。しかし実際はそうではなく、濡れた土で遊びたかっただけのようでした。そのため、今回見られたのは並行遊びのような感じでした。しかし、Tちゃんの作った綺麗なお団子を見たRちゃんが自ら声をかけにいった姿を見て、周りの友達の様子も気になってはいるのだということを感じました。
 このように、年齢の違うといったことに限った話ではないと思いますが、友達がしている遊びを自分もしてみたいという気持ちから、並行遊び、そして友達と関わる遊びに少しずつ変化していくのだろうと思いました。この何かに「気になっている」子どもの様子を見逃さず、子どもが楽しく遊べるように関わりたいと思います。

保科史人の幼稚園実習日誌より

この考察から、今、考えること

 目標で異年齢の関わりと書いてしまったので、異年齢が関わる場面に注目して実習していたような気がします。ちょうど外遊びの時間に、関わる場面がみられました。まあ、関わっているというのかなんなのか少し微妙な感じもしますが……。3歳児と5歳児の遊び方の違いについての考察、となっているのでしょうか。正直、今現在客観的にみると、たしかに、3歳児のこの時期に友達と一緒に遊ぶかどうかというと、今まで保育所で生活していた子どもでなければ、なかなか遊ぶことはできないのではないかと思います。だから、この考察の状態になるのも無理はないというか、割と当たり前というか……。まあ、それを実際に自分の目で確認できたという意味ではとても有意義なのではないかと思います。さらに、3歳児のRちゃんが、5歳児のTちゃんに対して関わりに行っている場面も見ることができています。もしかしたらRちゃんは月齢が高いのかもしれませんね。子どもの興味関心に対して、保育者は敏感である必要があると思います。今なにを学び取ろうとしているのかを考えて、活動を組み立てていかなくてはいけませんからね。考察のまとめであるところに、こどもが「気になっている」様子を見逃さないように関わりたいと書いてあるのは、とても好印象だと思います。実習生にも、子どもたちに対してきめ細やかに関わって欲しいですからね。

まとめ

 今回は、年齢ごとにクラス分けされた幼稚園では珍しい、合同保育の日の実習日誌でした。異年齢の関わりに注目し、子どもたちの様子を観察、関わって見ることができますね。今回は異年齢という形でしたが、もし年齢ごとのクラス分けされたところであっても、月齢により差があると想像できます。特に3歳児クラスであれば、それは顕著に表れるのではないかと思います。つまり、保育者としても、月齢を意識した援助をしている可能性があります。特に4月という入園したばかりの頃ならなおさらです。ですから、月齢差に着目して実習に臨むのもありなのではないかと筆者は考えます。とはいえ、実習でへとへとでしょうから、夜は日誌を書いたらすぐに寝るようにしてくださいね。寝れるといいのですが。実習生のみなさんファイトですよー!!!

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